イマーシブ施設が切り拓くまちづくり・にぎわいづくりの可能性

執行役員 PPP・インフラ投資調査部門長    福島 隆則

要約・概要

  • 本レポートでは、国内外のさまざまなイマーシブ施設の事例を考察し、日本の特に地方における導入可能性とまちづくり・にぎわいづくりへの活用可能性を検討した。
  • 考察では、「コンテンツ構成」と「活用技術」の2つを軸にしたイマーシブ施設の4象限マトリクスを作り、それぞれの施設の特徴を可視化した。
  • 米国の事例としてCosmを取り上げ、巨大ドーム型スクリーンによるスポーツ観戦や多様な映像コンテンツを提供する「多目的・多コンテンツ型」✕「プロジェクションマッピング・空間演出型」施設の特徴を整理した。
  • 英国の事例としてABBAアリーナを取り上げ、「単一コンテンツ型」✕「アバター・ホログラフィック型」の期間限定施設として、コンテンツの強度と話題性で成立する事業モデルを整理した。
  • 日本国内のまちづくり・にぎわいづくりに活用できそうなイマーシブ施設のアイデアとして、「スポーツ観戦をメインにしたイマーシブ施設」、「著名アーティストのアバター・ショーを上演するイマーシブ施設」、「教育系コンテンツを充実させた公共施設としてのイマーシブ施設」の3つを提案。それぞれの資金調達スキームや事業スキームについても考察した。

(本レポートは、一般社団法人不動産証券化協会「ARES不動産証券化ジャーナルVol.95」掲載論文をもとに、加筆・修正したものである)

関連する分野・テーマをもっと読む