住宅補助金が若年層の住居選択に与える影響

新規事業開発室 研究員   宮本 俊

要約・概要

  • 東京都区部の住居費の高騰はマンション価格だけにとどまらず、近年では物価や人件費の上昇の波が賃貸住宅の家賃にも影響を見せ始めている。
  • 一方で人口・世帯数は増加傾向にあり、東京都区部の住宅需要は依然として高い。
  • そこで東京23区の居住者にアンケートを行ったところ、住宅補助金を受けている世帯は住宅関連支出のある世帯の20%弱で、主に20代・30代の若年層であった。
  • 住宅補助金の有無は間取り選択に影響を及ぼしており、賃貸世帯の場合、受給世帯はより広い間取りを求める傾向が見られる。
  • 若年層の居住区の割合を住宅補助金の有無でそれぞれ集計したところ、住宅補助金を受給している世帯は西部から南西部にかける地域に居住している割合が非受給世帯と比べて高く、北部の足立区や北区では低い傾向が見られる。

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