ナフサ供給制約による建築資材価格への影響

投資調査部 主任研究員   荻島 駿

要約・概要

  • イラン情勢に伴うナフサ由来製品の供給制約が深刻化し、住宅建設においても影響が生じている。
  • ナフサ由来製品は多岐・多段階の工程を踏むことから、特定の品目での目詰まりが生じやすい。
  • ナフサ由来製品が建設資材価格に占めるシェアは6~10%程度と限定的だが、足元では一部の石油由来製品は既に数十%を超える価格上昇もみられており、住宅価格への一定の影響は避けられない。
  • 2022年以降の建築費高騰局面では、賃上げや企業収益改善による需要の好調さを背景に住宅価格へのコスト転嫁が進んだが、今般の局面においては需要環境が崩れるリスクに留意が必要。

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